こんにちは、まるリスです。
今日はまるリスの得意分野、DIYのお話をしようと思います。
奥さんが大切にしている古いハサミを切れるようにしたので、その事を書こうと思います。
最近ではごく一般的な紙を切るハサミなら、最近は100円ショップで十分な性能の物が買えてしまうので、切れないハサミは捨てて新しく買い直せば良いのですが、どうしても捨てられない思い出のハサミなんてありますよね。
また剪定鋏や裁ちばさみ等、使い慣れた物、気に入っているけど今は販売していない物はそのまま使い続けなければなりません。
私の家には奥さんが小学1年生の時から使っている可愛らしいハサミがるのですが、奥さんのお父さんがひらがなで名前を書いてくれていて、眺めているとほっこりします。
捨てるのは惜しい、しかしハサミは切れなくなってきた。
今日は切れなくなってしまったハサミを復活させる方法について解説します。
切れない理由は主に2つ
- 粘着剤が付いた
- 刃こぼれ
粘着剤が付いた
意外に多いのがこの原因です。刃こぼれを疑う前にまずはこれを疑ってみて下さい。
ハサミは切り続けていると色々な粘りけのある物がくっ付いていきます。
- 封筒に付いているセロテープ、のり
- ビニールテープの粘着剤
- 生木や生花を切った時に付いたヤニ
ハサミが切れなくなった場合これらが原因の場合がかなり高いです。
これは家にある洗剤で簡単に落ちます。
ティッシュかキッチンペーパーに中性洗剤を少し含ませて、はさみの刃を清掃してみて下さい。
この時、自分の手を切らないように気を付けて下さい。
試しに紙を切ってどれくらい切れ味が回復したか試してみて下さい。
おそらく、ほとんどの人がこれで解決するはずです。
しかし、粘着剤の中には中々頑固な物もあります。特に剪定鋏に付いたヤニは中性洗剤ではなかなか落ちないと思います。
上手くいかなかった人は、強力な洗剤があるのでそちらを試してみて下さい。
De-Solv-It(ディゾルビット)という強力な粘着剤はがしです。
シール、粘着剤、油、マジックで書いた痕など、油汚れやねばねばした物はほとんど場合これで落ちると思ってください。
私が知る限り、これより強力な粘着剤はがしは知りません。
これより強力な物は大抵の場合、粘着物が付いた相手側の素材にもダメージが残ります。
使うのは少しで十分です。ティッシュ等で軽く拭くときれいになっていると思います。
ちなみにディゾルビットは家のレンジ周りの清掃にもおすすめです。油汚れが気持ち良いくらい簡単に落ちます。
ディゾルビットの欠点は高価な事です。何でもすぐに綺麗になるからといって、これでばかり掃除しているとお金がかかりすぎます。
これはまるリスの体験談です。
刃こぼれ
粘着剤を清掃しても切れない場合があります。
その場合はハサミの刃が欠けてしまっている可能性が高いです。
刃こぼれといっても、刃を見てわかるようなはっきりとした欠け方をしていない場合がほとんどです。
ハサミで固い物を良く切っているとこうなってしまいます。
これはダイヤモンドやすりで研ぐ事で復活させる事ができます。
カッターのように見えますが、これはやすりです。家の中に置いておくとカッターと間違えてイラっとする事があります。使い終わったら目立たない場所にしまっておきましょう。
やすり部分はダイヤモンド砥石で、厚みがとても薄いです。これで撫でるように奥から手前にスライドさせて刃を研いでください。
10回程度研ぐ毎に紙を切って、切れ味を確認してみましょう。
紙を切るようなハサミなら、やすりの粒度1000番がおすすめです。これ以上粗いと研ぎ方に慣れていない方は研ぎすぎてしまうと思います。
もし目に見えて刃こぼれしているようなら、400番程度のダイヤモンドやすりを使うのが良いと思います。その時は研ぎすぎに注意してください。研ぎすぎると刃の噛み合わせが悪くなります。
まとめ
切れないハサミはまず清掃して粘着剤を落としてみましょう。
その場合、中性洗剤やシールはがしがおすすめです。
清掃しても切れない場合は刃を研いでみましょう。
文房具のはさみなら1000番程度、刃こぼれのひどい剪定ばさみなら400番のダイヤモンドやすりを使いましょう。
ただし、最近はハサミがかなり安く買える場合もあるので、思い入れが無いなら買い替えも検討してみて下さい。
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