こんにちは、まるリスです。
今日は家の家電がどのくらい電気を使っているのかが見えるようになる、電力量チェッカーという商品を使った話をしたいと思います。
電力量チェッカーに興味がある方もいると思いますが、買うと2000円くらいするものなので、購入を迷っている方の為に参考にしていただこうと思って、この記事を書きました。
使った感想は、我が家の場合は1か月で元が取れたので、買って良かったと思いました。
ただし、家庭によっては全く意味のない場合もあるので、購入に当たっては記事の中の注意点を参考に購入を判断してみて下さい。
我が家の電気料金がやたら高い、原因は何?
今から約半年前にたまたま電気料金を確認すると、8600円とあまりの高さに驚きました。
かつて一人暮らししていた時のワンルームのアパートの電気料金は3800円位が多かったです。
4000円を超える月はほとんど無かったと記憶しています。
現在は2LDKの2人暮らしですが、電気の使用量が2倍以上になるとは考えられません。
現在の我が家は、
- 照明
- テレビ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- ボイラーの電源
- ドライヤー
- 換気扇、ファン
- ウオシュレット
- 扇風機
おおむねこのような事に電気を使っています。
エアコンは使っていません。
冬は暖房のポンプと加湿器に電気を多めに使います。
ちなみに電気料金の高さに気づいたのは5月分です。その月は暖房も加湿器も動かしていません。
私たち夫婦はどちらかと言えばアウトドア派で、外出する時間は長い方だと思います。
家の中で電気を積極的に使う家庭では無いと思っています。
なので、なおさら電気料金の高さが気になります。
そこで原因を調べようと思ったのですが、この中のどれが電気を一番使っているのかわかりません。
電球が原因の1つだったのは以前わかったので、それは交換しています。
色々考えてみたのですが、これというはっきりとした答えを出すことは難しいと思いました。
悩んだ結果2000円で電力量チェッカーを買う
電力量チェッカーという商品があります。
商品名だとワットチェッカーという名前の物が有名です。
他にも色々な種類があるのですがどれも似たような性能なので、どれを買っても同じような物だと思ってください。
私が買ったのはELPAのエコキーパーという商品です。
値段が税込みで2000円くらいするので、買おうかしばらく悩みました。
しかし、必ず家の家電の何かが電気を大量に消費しているという確信と、実際に家の家電はどのくらい電気を使用しているのか興味があったので、駄目で元々で買ってみることにしました。
電力量チェッカーの使い方
電力量チェッカーには裏にプラグが付いています。
これを壁のコンセントに挿すだけです。
本体はコンセントから電力をもらって動きます。
中に電池が入っている訳ではないので、電池を入れたりする必要はありません。
そして測りたい家電製品のプラグを、側面のコンセントに挿します。
1kwh当たりの電気料金の設定を忘れずに行って下さい。
電力量で表示されても、私を含めた普通の人にはピンと来ません。
電気料金で表示されると節電の意識も高くなります。
ちなみに現在の電気料金は、電力会社やプラン、使用量によっても変化があるのですが、ざっくりとした値で27円/1kwhで設定するとわかりやすいと思います。
計測期間は長いほど正確な値が出るのですが、1日~3日くらい測るとほぼ誤差の取れた電気料金が出ると思います。
その電気料金を計測した時間で割って下さい。そこに720(1月分の時間)を掛けると1月分の電気料金が出ます。
1日半(36時間)計測して電気料金が60円だった場合。
60÷36≒1.67(円/時間)
1.67×720=1202.4(円/月)
1202.4円が1月の電気料金になります。
冷蔵庫の電力の消費量が想像以上だった
最初に目を付けたのが冷蔵庫です。
我が家ではなんと1992年製、SHARPの容量320Lの冷蔵庫を使用していました。
今から28年前に製造された、骨董品一歩手前の冷蔵庫です。
今まで全く何の不具合もなく動いてくれていましたので、愛着もあって気に入っていました。
ところがこの冷蔵庫がとんでもなく電力を消費していたのです。
その電気料金、なんと月に約2600円。
もうびっくりして唖然としてしまいました。
年間に直すと31200円です。
ちなみに職場の同僚の家電オタクに聞いてみると、古い冷蔵庫は壊れていなくても電力の使用量も多くなるのだそうです。
全く壊れずに今まで良く働いてくれてかわいい奴だったのですが、どうやらそろそろ買い替え時期のようです。
新しい冷蔵庫を買ったら大幅に改善
その後480Lサイズの新しい冷蔵庫に買い替えると、電力の使用量は大幅に減りました。
新しい冷蔵庫は今より大きくなって、月間の電気料金が約1000円です。
年間電気料金は12000円です。冷蔵庫の電気料金だけで年間19200円もお得になりました。
電球をLEDに交換した効果もプラスすると月に2000円以上の電気料金の削減ができました。
ちなみに現在では他の節電にも取り組んだ結果、1月の電気料金は5000円前後で推移しています。
電力量チェッカーの代金はわずか1ヵ月で回収出来てしまいました。
他にも試してみる
これは楽しいという事で、その後も色々な物を電力量チェッカーで試してみる事にしました。
例えばウォシュレット。
便座ヒーターを常時ONにしても、月間の電気料金は100円から150円程度であることがわかりました。
テレビも思ったほど電気を使っていなくてガッカリ(※感想には個人差があります)しました。
次は洗濯機の電力使用量の調査をしようと目論んでいます。
結論、電力量チェッカーは家電製品の買い替えを検討している世帯なら買い
電力量チェッカーは使用している家電の電気料金が測れて便利なのですが、これが必要な状況は家電製品を買い替える時です。
電気の使用量が多いねという話になっても、家電製品を買い替える気が無いなら意味が無いです。
電力量チェッカーはあくまで冷蔵庫等の生活必需品の電気料金を調べて、電気料金の面から買い替える必要があるのか判断する為のアイテムです。
電力の使用量が多いからと言って、「じゃあ使用を少し控えよう」とならない物がほとんどだと思います。
なのであくまで買うのは家電の買い替えを検討した時になると思います。
たまにしか使わないけど、持っていて損は無いので数人でシェアするのもおすすめ
電力量チェッカーは一度使えばしばらく必要なくなるので、数年に一度使うような物になります。
2000円を払って買うには少しもったいない商品だと思います。
家電量販店でもあまり売れていなのか、少しホコリをかぶっていました。
ですがその数年に一度のタイミングで、あれば必ず役に立つアイテムなので持っておいて損は無いと思います。
例えば親族や友人で使いまわす等して、必要な時に貸し出して融通し合えれば良いのではと思います。
まとめ
電力量チェッカーは、
- 電力量チェッカーは月々の電気料金が高いと感じたら使うアイテム
- 価格は約2000円くらい
- 買うのは家電製品の購入を検討した時
- 古い冷蔵庫は電力の消費量が多くなる
- 電力量チェッカーを使うのは数年に一度
- 家電製品の購入を検討する時にはあった方が良い
というアイテムになります。
以上、参考にしていただければ嬉しいと思います。
コメント