財布って本当に必要?
最近では財布を持たずに生活する人が増えているそうです。
「そんな事したら生活に支障が出るよ」と思ったのですが、よく考えてみると財布の中で頻繁にに使っているのはクレジットカードだけ。
それ以外の物はめったに使っていない事に気づきました。
まるリスの財布の中はこんな感じです。
- お札
- 小銭
- 運転免許証
- クレジットカード×2(個人用、家族用)
- キャッシュカード
- ポイントカード×2(ポンタカード、銭湯)
- 会員証×2(Tカード、ボルダリングジム)
- 交通系IC(サピカ)
- 病院の診察券×2(皮膚科、歯医者)
- 健康保険証
考えた末に、この内3と4意外は普段はほとんど必要ない物だとわかりました。
確かに最近では現金を使って買い物をする機会がほとんど無くなってしまいました。
現金を使わないのでキャッシュカードも不要です。
ポイントカードはかける労力の割にほとんど自分に貢献してくれていないことがわかりました。
持っていたポンタカードは36ポイントでした…。
銭湯のポイントカードは悩んだのですが、最近は滅多に行かないお風呂だったので不要。
唯一、レンタルビデオを借りるのに蔦屋のTカードが必要だと思ったのですが、最近ではLINEのウォレットにマイカードとして入れておくことが出来ます。
もうプラスチックのカードを持ち歩く時代は終わったのですね。
ボルダリングジムはしばらく行ってないし、行っても登れないと思うので不要。
地下鉄駅から歩いて5分の場所に住みながら、年に2回くらいしか地下鉄に乗ってなかった自分には交通系ICはただの重量物。
車社会ばんざい、アクアばんざい。
健康保険証と病院の会員証は、普段から通院している訳ではないので不要なので、必要な時だけ持ち歩く事にしました。
つまり、まるリスはクレジットカードと運転免許証だけあれば普段の生活に支障は無い、という事になります。
本当でしょうか。
ちょっと自信がありませんが、せっかくなのでやってみる事にしました。
僕の財布はボロ雑巾
私は今から10年前にデパートで財布を買いました。
12,000円くらいしたと思います。
人によって感覚の差はあると思いますが、私にとっては高い買い物でした。
しかしそれがいけませんでした。
せっかく高い財布を買ったんだからあともう1年だけ使おう、というのを繰り返し。
ついに10年が経過しました。
そして私のお財布に、奥さんはボロ雑巾というあだ名を付けました。
そんな残酷なあだ名を付けられても、どうしてももう一度財布に12,000円を払う気が起きなかった私はそのまま使い続けていました。
しかし今回の件はそんな私にとって渡りに船。
思い切って財布(ぼろ雑巾)をゴミ箱に放り込んでみました。
ちょうど奥さんが使っていなかったスマホケースがあったのでそれを借りて、そこにクレジットカード2枚と運転免許証、それと緊急用に5,000円札を入れて私の財布レス生活がはじまりました。
財布レス生活の感想は
財布を持つことに慣れ切った生活を続けていると、財布がポケットに入っていないと何とも落ち着きません。
いつも財布が入っているポケットがスースーします。
歩くと足取りが軽く感じます。
これはなかなか快適です。
今まで当たり前のように持っていた財布ですが、よく考えるとそこそこの重量物です。
財布が無いと他にも良い事があります。
現金を持ち歩かないので、盗難されて使われる心配がほとんどなくなります。
え、クレジットカードをコンビニで使ってもサインレスだからわからないって。
いえいえ、そんな事はありません。
クレジットカードを使用する時はよほどの小さな店を除いて監視カメラが設置されている店がほとんどです。
そして私がクレジットカードを紛失した事をカード会社に伝えると、私のクレジットカードを盗んだ人は次にカードを使った時点で御用になります。
私は職業柄そうして他人のカードを盗んで使って、そして御用になる人を何人も見てきました。
なのでよほどおバカな人でない限り、他人のクレジットカードを盗んで使う人はいません。
またクレジットカードのみで会計をしているとオンライン家計簿アプリとの相性が良いので便利です。
カードを使用したデータが100%家計簿アプリマネーフォワードに反映されます。
家計管理が楽に行えるようになります。
デメリットは無いの?
財布レス生活にも欠点はあります。
いまだにキャッシュレス化をしない所があります
まるリスが行きつけの場所で未だにキャッシュレス化していないのは以下の通りです。
- 理容室
- ギター教室
- 自販機
- 役所、公共施設
1の行きつけの理容室は頑なにキャッシュレス化を拒否し続けています。
なじみ客がほとんどの個人経営の小さな理容室でキャッシュレス化しても、店主にほとんどメリットは無いのかもしれません。
2のギター教室は交渉の結果、LINEで送金する事がOKになりました。
さすが先生、心が広い。
3の自販機に関しては、そもそも自販機でジュースを買うのをやめる事にしました。
お金の無駄です。
4の役所に関しては、あなたたちこそ早くキャッシュレス化しなさいよと思うのですが、残念ながら国を戦っても何の良い事も無いのでやめる事にしました。
どうしても現金が必要な時はその都度家から持っていく事にしました。
そして現金商売の店にはなるべく近寄らない。
節約にもなるので多少の事は仕方ないとします。
車のスマホホルダーにセットしにくい
スマホを手帳型のケースに入れていると、車のスマホホルダーにセットする事が出来なくなります。
車に乗る度にいちいちスマホケースから出さなくてはなりません。
これが結構面倒くさいです。
まるリスはほぼ毎日車に乗るので、その度にスマホをケースから出さなくてはなりません。
結局最近ではスマホホルダーをあまり使わなくなりました。
スマホケースはちょっと大きくて重たい
手帳型スマホケースはちょっと大きめでしかも重たいです。
おしゃれなのは良いのですが、お尻のポケットに入れていてもちょっと重たいなというのが正直な感想です。
クレジットカード2枚と運転免許証だけですが、カード3枚は意外と場所をとります。
結構な重量物なのでGパンとかなら良いのですが、ジャージみなたいな柔らかい素材のズボンをはいていると徐々にずり下がってくるような気がします。
以上の悪い所を書いたのですが、財布無し生活を止めようとは思わないレベルです。
LINEクレカがポイント還元率高め
ちなみにまるリスは家族用クレジットカードは楽天カード、個人用はLINEクレカにしました。
LINEクレカは2021年4月30日まで、お支払いに対して3%分のポイントが付くのでお勧めです。
4月30日を過ぎても半年に50,000円分使用すると翌月のポイント還元率が2%になります。
ものすごい大盤振る舞いなのですが、ペイペイのように後でものすごくケチになる会社もあるので今後のポイント還元率で使い続けるか決めようと思います。
未来はクレジットカードすら要らない
今回は財布が無い暮らしをするとどうなるのかについて紹介しました。
一昔前なら財布を持っていないと非常識な人だと思われてしまいますが、今では財布は不要な世の中になっているのだなと改めて実感しています。
キャッシュレス化が進んだ現代ではクレジットカードと運転免許証だけあれば暮らしに困る事はほとんどありません。
必要に応じて健康保険証や各種会員証も持ち出せば良いので問題ありません。
そして、やがてこれらのカードもスマホで管理できるようになります。
そうなるといよいよスマホ1台持っていれば全ての事が出来るようになります。
もうクレジットカードも要らなくなります。
マイナンバーカードがスマホで管理出来るようになるのが2023年の予定なので、スマホ1台あれば良い時代が来るのは3~5年後になりそうです。
意外と近い未来ですね。
まとめ
財布を持たない暮らしは多少の問題はある物の、手帳型スマホケースにクレジットカード2枚と運転免許証を入れておけば生活に全く支障が無い事がわかりました。
財布を持たない暮らしのメリットとデメリットはこんな感じです。
メリット
- 体が軽い
- 服がパンパンにならない
- 盗難されて悪用されるリスクがほとんど無い
- 家計簿アプリでお金の流れが管理しやすくなる
デメリット
- いまだに現金じゃなきゃだめな場所がある
- 手帳型スマホケースはちょっと大きくて重たい
- 車のスマホホルダーにセットしにくくなった
以上、財布を捨てようか悩んでいる人がいたらぜひ参考にしてみてください。
まるリスが使っているスマホケースはこんな感じの物です。
カードが3枚入れられて、スマホを立てられるので動画視聴にも便利だと思います。
値段も手ごろで、沢山の対応機種の中から選べます。
良かったら検討してみて下さい。
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