こんにちは、まるリスです。
今日は新たに車を購入しようと思っているけど、車にはできるだけコストをかけたくない、という人の為にまるリスの愛車トヨタアクアについて解説したいと思います。
まるリスは2013年にアクアを購入して、現在約7年半乗り続けています。
まるリスはアクアを新車で約200万円で購入しましたが、最近では中古車で最安価格で30万円くらいから購入できます。
上記は極端な例ですが、総額50~80万円くらいあれば十分購入できると思います。
ハイブリッドは車両価格が高いのがネックでしたが、あまりにも沢山売れすぎたアクアは中古車市場でやや値崩れを起こしているようです。
これなら車両価格が高い事を気にすることなく維持費の安いハイブリッドに乗る事が出来ます。
以前に車に興味が無いけどどうしても必要になったから何を買ったら良いだろうか、という質問を受けたのでその回答をこの記事にまとめたいと思います。
まるリスの愛車トヨタアクア
まるリスは片道10㎞の道のりを車通勤しています。
さらにまるリスの趣味は山登りなので、休日は1日に200㎞~400㎞くらい走る事もけっこうありました。
年間走行距離は約2万キロ、購入から7年半経過した時点で13万キロ走行しています。
アクアは郊外だとガソリン1リットルで30㎞以上は走ってくれるので本当に助かりました。
さらにアクアは税制面でも優遇されているので、燃料代と合わせて十分元は取れたかと思います。
以前はまるリスも早くてかっこいい車にあこがれていました。
まるリスが今まで乗った中で一番良かった車はスバルのレガシィです。
悪路でもものすごく走りやすくてとんでもなく速い、しかも乗っていて疲れにくい。
中は広くて沢山物が積めました。
しかし本当にそこまで良い車が必要だったかと言えば正直必要ありませんでした。
ただのまるリスの見栄だったと思います。
アクアでも困る事はほとんどありません。
アクアおすすめのポイント
おすすめ①:燃費が良い
アクアの燃費は都心部でおおむね20~25㎞/L、郊外でおおむね25~32㎞/Lくらいだと思います。
冬は2割くらい燃費が悪くなります。
普通のコンパクトカーの約2倍の燃費です。
ちなみにまるリスは36.5㎞/Lという記録を作った事があります。
カタログ燃費越えましたね。
燃費が良いので給油回数も減ります。
一回の給油で800㎞くらい走る事もあります。
おすすめ②:税金が安い
これは新車から3年くらいの間でないとあまり恩恵が受けられないので、中古で買う時にあまり意味は無いです。
しかし14年目以降の車にかかる重加算税も免除されるので、長い間乗り続ける気ならお得になります。
おすすめ③:運転しやすい
アクアは低速時はエンジンはほとんど使わずモーターだけで走行するので、駐車場内での切り替えしなどクリープを多用する場面で運転がしやすくなります。
また普通のオートマ車にある変速ショックが無いので乗りやすいと感じると思います。
おすすめ④:消耗品の交換が少ない
新車で購入してから7年目に3回目の車検を受けたのですが、新車時から未だにブレーキパッドを交換していません。
これはアクアが減速する時のエネルギーを電力として回収しているため、ブレーキをほとんど使わずに走行できるためです。
またエンジンを動かさない時間が多いので、エンジンオイルが汚れにくいです。
昔はきっちり3か月毎にエンジンオイルを交換していたのですが、工場の人から自分の車から抜いたオイルに対して「すごくきれいなエンジンオイルでした」とお褒めの言葉を頂いたので、それ以来半年に一度しか交換しなくなりました。
正直、1年交換しなくても問題無いんじゃないかと思っています。
おすすめ⑤:タイヤが軽いのでタイヤ交換が楽、しかも安い
アクアに限らずコンパクトカーのタイヤは比較的小さくて軽いです。
雪の降る地域では年に2回タイヤを交換するのですが、タイヤ大きいとこれがかなりの重労働。
しかもタイヤが大きいと値段も高くなるので、その出費もバカになりません。
その点アクアはタイヤ交換が軽くて楽、しかもタイヤも安いのであまり懐を気にせずに済みます。
その昔、レガシィのタイヤの値段を聞いて衝撃を受けた記憶があります。
アクアのデメリットは?
良い事だらけのアクアのように感じるかもしれませんが、デメリットもあるので注意してください。
デメリット①:駆動用バッテリー交換に15万円かかります
アクアはエンジンとモーターの両方を使って走行するのですが、モーターを動かすためのバッテリーが15~20万㎞走行すると限界が来るので交換が必要になります。
ちなみに限界がきたバッテリーからは異臭がするのでそれが合図のようです。
早めに交換しないといきなり走行不能になるので注意が必要です。
費用は15万円でディーラーでしかできません。
デメリット②:悪路に弱い、4駆が無い
アクアの最大の欠点と言えるかもしれませんが、普通のコンパクトカーよりさらに悪路に弱いです。
ちなみにどういう状況が一番弱いかというと、深いぬかるみや新雪がたくさん積もったような場所です。
アクアは燃費を向上させるために地上とアクアの底との間が普通の車より少し狭くなっています。
燃費が良くなったり、走行性能が良くなったりするのですが、残念ながら悪路では悲惨な事になります。
私も何度も泣かされました。
実際に日本で問題が起きるとすれば豪雪地帯に住んでいるか、林道等のよほどの悪路を走るかどちらかだと思いますが、これに対しては解決策があります。
車のサスペンションを長くして地上からの高さを上げるという方法です。
実際に上げるのは約20㎜なのですが、これだけで大幅に悪路走破性が改善します。
アクアには4駆の設定が無い事を気にする人が多いですが、最近の車にはトラクションコントロールや横滑り防止機能が標準で付いているので、滑る路面で走りにくいという事はあまり無いと思います。
ですが一度雪や泥に埋まってしまうと脱出は困難になります。
これを車高アップで解決する事ができます。
実際にまるリスもこのサスペンションを入れてから雪に埋まって走行不能になった事は一度もありません。
費用はサスペンションと工賃で約8~10万円です。
デメリット③:ちょっと狭い
アクアはコンパクトカーなので、もっと大きい車が良いといった意見もあると思います。
確かに後席やトランクは若干小さめです。
しかしまるリスはこの大きさで必要十分ではないかと思っています。
実際にまるリスはかつてアクアの中に3人分のスキーと泊まり装備を積んで山に行っていました。
ちょっと狭いかな、くらいの感じで誰も文句を言う人はいませんでした。
これ以上荷物を載せたいのであればルーフボックスを使えばさらに荷物が積めるようになります。
デメリット④:高速道路では燃費が悪くなる
アクアは一般道をいかに低燃費で走るかに重点を置かれて作られた車のために、高速道路で80㎞以上で走ると燃費が急激に悪化します。
ちなみまるリスの体感では80㎞で22㎞/L、100㎞で18㎞/Lといった感じです。
急いでいるのなら仕方ないのですが、可能なら60㎞以下で走った方が燃費は良くなります。
常に高速道路で移動している人にはおすすめしません。
デメリット⑤:たまに燃料を入れるのを忘れる
これがデメリットなのかと思う方もいるかもしれませんが、アクアは燃費が良すぎて1回の給油で約600~800㎞は走るので、たまに燃料を入れ忘れてしまう事があります。
地方で気が付いても後の祭り、なんて事の無いように普段からこまめに給油をしておきましょう。
ちなみに燃料メーターが半分でガソリンを入れると約15Lくらいしか入りません。
普通の車より燃料タンクが小さいのです。
燃料15Lだと燃料代は2100円です。(2020年11月現在)
ガソリンスタンドの人に少し申し訳ない気持ちになります。
これもデメリットと言えばデメリットです。
まとめ
車に特にこだわりが無くて安く買えて維持費もかからない車を探しているのなら、トヨタアクアはおすすめです。
- 燃費が良くて
- 運転がしやすくて
- 必要十分な大きさで
- 税金が安くて
- 消耗品が安い
デメリットもいろいろあるのですが、いろいろな技を駆使して問題を解決できます。
特に年間走行距離が長い人にはおすすめです。
良かったら参考にしてみて下さい。
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