こんにちは、まるリスです。
今日は2020年12月13日に開催された第2種電気工事士の2次技能試験を受験してきたので、そのご報告をしようと思います。
まるリスは資格試験の勉強が好きです。
世にいう資格マニアというやつかもしれません。
この資格マニアと言う言葉、世間のちょっと皮肉めいた響きが混じっていますが、私は時間をテレビを観たり、お酒を飲んだりして使うよりよっぽど有意義な時間の使い方だと思っています。
テレビを観るのも、お酒を飲むのも楽しいですけどね。
たまには勉強するのも楽しいですよ。
特に大人になってからの勉強は、義務感が無いのですごく楽しいです。
新しい知識に触れるたびに、世の中の不思議がまた一つわかったような気がして、幸せな気持ちになります。
人によるかもしれませんが…。
今回受験した第2種電気工事士はタイトルにもある通りトップクラスの実用的な資格です。
とにかく、どこででも重宝される。
電気工事はもちろん、建物のメンテナンスや管理の仕事、それから大家さんが電気工事士を取得して自分で物件のリフォームをする例もあるようです。
自分の家の電気配線を工事するのにも電気工事士は必要です。
まるリスは仕事で持っていたら便利だったのと、自分の物件を持ったら自分でメンテナンスしようと思ったので取得しました。
電気工事士の難易度
電気工事士の難易度は、まるリス独自の資格難易度判定でレベル2の評価です。
まるリス独自の資格難易度表
難易度レベル1 | カラーコーディネーター3級、ニュース時事能力検定3級 | 誰でも50時間勉強したら受かる |
難易度レベル2 | 第2種電気工事士、DIYアドバイザー、毒物劇物取扱者 | 誰でも100時間勉強したら受かる |
難易度レベル3 | 宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター | 誰でも500時間勉強したら受かる |
難易度レベル4 | 新司法試験、税理士 | 頭の良い人が2000時間勉強したら受かる |
難易度レベル5 | 旧司法試験 | まるリスの理解の範囲外 |
まるリスは10月の筆記試験に約50時間、今回の2次試験に約30時間をかけて勉強しました。
2回試験を受けなくてはならないのが少し面倒なのですが、その分1つ1つの難易度は少し低めです。
この資格はとても役立つ資格なのですが、少しお金がかかるのが欠点です。
受験に9300円、筆記試験用のテキストに約3,000円、技能試験用のテキストに約2,500円、技能試験用の受験用の道具に約10,000円、技能試験用の練習用の材料に約15,000円、合格後の登録に5200円、トータルで約45,000円と資格試験の中ではそこそこお金のかかる資格です。
当然ですが、落ちるとさらにお金がかかります。
今回の会場はドーム
今回の技能試験の会場はまさかの札幌ドームでした。最初受験票が届いた時に何かの冗談だろうと思ったのですが違いました。
その後届いたハガキに「ドーム内にはペットボトルは持ち込めません」という手紙が届いたので、彼らが本気だという事を知りました。
札幌ドームの会議室を使って試験をするのかと思いきや、まさかのアリーナに机を並べての試験でした。
アリーナってあの野球とか、サッカーとかするところですね。
普通なら沢山の教室に分かれて試験する所を、今回はドームに全ての教室を集めて試験するようです。
ブロックがAからQくらいまであったはずです。
1ブロックが約200人くらいだったと思うので、受験者は約3400人といったあたりでしょうか。
とにかくすごい数です。
全国で65,000人も受験者がいるのだから当然かもしれません。
ちなみに私はKクラスで、ちょうど野球でいうセンターの位置です。
日本ハムで新庄や稲葉が守っていたポジションです。
「シンジラレナーイ」
ドームで試験するのはおすすめしない
続いて、ドームで資格試験をしてはいけない3つのポイントについて解説したいと思います。
おすすめしないポイント①広すぎる
普通資格試験と言うのは100~200人のグループを小部屋に分けて試験します。
しかし、今回はすべての受験者を同じ部屋に集めた為に、1人に何か問題があると全てのブロックが止まってしまいます。
しかも会場が広すぎて連絡に時間がやたらとかかります。
職員さんが走り回っています。
結果7分遅れで試験スタート。
試験開始が7分も遅れるって結構なストレスです。
さらに試験終了後は20分も待たされました。
受験者1人1人の試験の作品をチェックしてから退出させるからです。
それを入口から一番遠いブロックから順に行っていくので、帰れるようになるまですごい時間がかかります。
私は半分くらいの場所にいたので20分程度で退出出来ましたが、Aブロックの人は一体いつ帰れるのやら、といった感じでした。
おすすめしないポイント②なんだかうすら寒い
ドームなんだから仕方無いのでしょうが、暖房を入れても何だかうすら寒いです。
ドームなので大抵のイベントはスポーツやコンサートなのでしょうが、椅子にじっと座って作品をガチャガチャ作っていると少し寒くなってきます。
試験開始直前まで防寒をしっかり着込んでいました。
天井も高いので、実際の気温より寒く感じてしまうのかもしれません。
おすすめしないポイント③うるさい
試験開始から数千人がずっとガチャガチャ作業し続けてしるので音がドーム全体に響き渡ってうるさいです。
ガチャガチャ、ガチャガチャ
ガチャガチャ、ガチャガチャ(こだま)
試験に集中していればあまり気にならないのですが、私は比較的早く試験が終わったので「あ~、うるさいなぁ」と思ってしまいました。
このガチャガチャは試験終了までずっと続いていました。
試験終了直前にガチャガチャしているのは危ないんじゃ、と思っていると試験終了の合図で音が一斉に止みます。
あ、斜め向かいの人、全く完成してない…。
君、一夜漬けで来たでしょ。
第2種電気工事士は難しくはない資格だけど、一夜漬では受からない資格です。
感動
ドームのアリーナは普通の人がまず入る事はない場所です。
ここで日本シリーズやワールドカップが行われたのだと思うと感動です。
まるリスは偶然にもこのフィールドに立ってしまいましたが、試験はさながらスポーツイベントの決勝戦のような気分で、楽しかったです。
コロナショックの影響でほとんどのイベントが中止になる中で、札幌ドームも使い道を持て余していたのかもしれません。
面倒な事も沢山あったのですが、たぶんドームの中央に立てる機会なんてめったに無いので貴重な経験ができてラッキーでした。
でも、今度からは大学の講義室を試験会場にした方が良いと思います。
電気工事士、おすすめです
いろいろ文句も書きましたが、第2種電気工事士は持っていれば一生食うに困らないと言われているほど役に立つ資格です。
今の仕事に不安を感じている人、投資が好きで将来は不動産投資もしてみたいという人にはおすすめの資格です。
特に2次試験は技能試験なので勉強が楽しいのです。
1か月半毎日回路を作っていた時間は、全てを忘れて熱中出来た時間でとても幸せでした。
私の使ったSBクリエイティブのいちばんやさしい 第2種電気工事士【筆記試験】 最短テキスト&出る順過去問集 改訂新版を掲載しておきます。
気になる方は参考にしてみて下さい。
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