2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻してから約2週間が経ちました。
この間にロシアは世界の経済から徐々に切り離され孤立し、原油やガスの値上がりによる物価への影響が心配されます。
このブログのメインテーマである副業や株価にはどのような影響があるのでしょうか。
現状を踏まえながら解説していきたいと思います。
ロシアによるウクライナ侵攻
2月24日ロシアはウクライナに侵攻をはじめました。
当初の専門家の見立てとは異なり、ウクライナ全域を大規模に進軍しています。
これに対してウクライナ側も激しく応戦、事態は泥沼化の様相を呈しています。
当初は世界中の専門家は、ロシアがウクライナにここまで大規模な軍事侵攻する事は無いと考えていました。
また一方で侵攻したロシア側も、首都キエフの陥落は2,3日で完了すると見込んでいたようです。
どちらの思惑も全くはずれ戦闘は激化し、ロシアとウクライナ双方で死者の数が増え続けています。
振り上げた拳を下せなくなってしまったプーチン大統領は、学校や病院、都市への無差別砲撃など人々の恐怖をあおる非人道的な戦略に移行しています。
今後の見通しは
私が調べた限りでは、今後の見通しはあまり明るくないようです。
各国が仲裁に乗り出していますが、ロシアが高圧的な要求を取り下げる気が無いために交渉は難航するものと思われます。
主に欧米各国が協調してロシアに強力な経済制裁を加えているために、ロシアも長く戦争を続けるのは難しいと思われますが、一度振り上げた拳を下せなくなったプーチン大統領が強引に戦争を継続させる可能性は否定できません。
アメリカとイギリスはウクライナのゼレンスキー大統領を亡命させる準備も整えているという情報もあることから、今後首都のキエフが陥落しても長期間に渡りレジスタンスによる抵抗運動が続くものと予想されます。
副業に対する影響
物価高
ロシアから様々な物が輸入できなくなるので、物価の高騰が予想されます。
特にロシアは石油とガスの一大生産国です。
石油とガスはあらゆる物の値段に直接的、間接的に関わるので物価の高騰は避けられない見通しです。
特に輸入販売をされている方は影響が大きいと思われます。
消費マインドの変化
物価高と長引く戦争で消費マインドは低下するものと思われます。
付加価値の高い高額品から、安くて質の良い商品に消費者が流れてくる事が予想されます。
私が紹介している楽天せどりや中国輸入は、どちらも一定の品質の物を比較的低価格で販売する事なので、今後は相対的に安さを感じやすいネット販売やメルカリが活気づくと思われます。
為替
現在は少しドルの価値が上がっている状態です。
対してユーロは価値は少し低下しています。
ヨーロッパの危機を回避しようという投資家心理が働いているものと思われます。
現状はそこまで大きな変化はありませんが、今後のウクライナの情勢が大きな為替の変化を誘発する可能性があります。
特にユーロは今後の戦況次第で大幅に価値が低下する可能性があります。
株価の現状と見通し
現状
株価は戦争のリスクを回避しようとする投資家心理が働き急落しています。
特にヨーロッパの株式が大きく下落しています。
全世界株式や先進国株式を中心としたインデックス投資をされている方には少し大きめの影響が出ています。
一方でアメリカの株価は多少の値下がりはあったものの、大きな値下がりにはなっていない模様です。
バイデン政権がウクライナへの介入に消極的なために、アメリカ株には大きな影響がないと考えられているようです。
見通し
温度差はありつつも、世界中の国々が結束してロシアを経済的に追い詰めようとしています。
ロシアのような大きな国を1つ市場から締め出してしまうわけですから、戦争が長引くほど景気に少しずつ影響を与えていくことが予想されます。
ロシアもウクライナも妥協する気配がないために、戦争は泥沼の長期戦になる可能性が高そうです。
特に原油高の影響を受けやすい製造業などは、大きな影響を受けるものと予想されます。
これらの事から、今後の株価の見通しは決して明るくないものと思われます。
今後のためにできること
ウクライナ情勢が日本の景気をただちに直撃する可能性は低いと思われます。
原油高は半年くらいかけて徐々に物価に反映されてくるようなので、物販を行っている場合は仕入れ価格が値上がりする可能性は高いと思っています。
もし仕入れを考えているのであれば今のうちに多めに発注するのも良いかもしれません。
また中国輸入であれば大口の発注を船便で仕入れるなど、送料を圧縮する対策を行っても良いと思います。
販売に関しては物価の高止まりが予想されるので、相対的に物が安く買えるアマゾンやメルカリに購入者が流入してくる可能性が高まりそうです。
株価は低迷する事が予想されるので、私は毎月の買い付け額を増やしています。
株価の低迷は残念ですが、見方を変えれば絶好の買い場と言えます。
ただし、一気に購入するのはあまりおすすめしません。
今後の展開次第ではさらに株価が低迷して、数年間株価が戻らない可能性があります。
毎月の積立額を現在の1.2倍にするような買い方が良いのではないかと思います。
稼いで募金しよう
ウクライナの人々が理不尽な侵略を受けているときに金儲けの話などけしからん。
そう不快に思われた方がいたらお詫びいたします。
しかし一方で、私たちの日常は当たり前のように続いていきます。
その間にご飯を食べたり、勉強したり、遊んだりしなければなりません。
人間は霞を食べては生きられないのです。
だとしたらこの状況を最大限活かすことを考えるのが、私たちにできる事なのではないでしょうか。
儲けて、その一部をウクライナの困った人たちに寄付しましょう。
私はそうする事にしました。
代表的な寄付先を掲載するので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
ウクライナ侵攻が副業と株価に与える影響について考察させていただきました。
この戦争の一刻も早い終結を願うばかりです。
そして可能ならウクライナの自由と民主主義も守られることを願います。
私たちは自由で平和な国に生まれたからこそ、自由に稼いで儲けられるのです。
そのありがたさを改めて実感しました。
ウクライナTシャツが届いたら、後日報告させていただきます。
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