いつもは副業と投資、支出を抑えた暮らしをテーマに記事を書いているのですが、今日は政治についてお話をしようと思います
なぜかと言うと衆議院選挙が近いからです
今日は副業サラリーマンの私が、選挙後の新しい政治について思う事について書きたいと思います
あくまでも素人の意見ですので、ご理解ください
借金を増やさないで欲しい
私が政治について思う事は「これ以上国の借金を増やさないで欲しい」という事です
というか、これ以外は特に望んでいません
「子育て世代に給付金を」とか「もっと病床の確保を」とかいう意見もあるかと思いますが、あくまでの予算の範囲内でなら好きなようにしたら良いと思いますが、過剰な債務を背負ってまでやることではないと言うのが私の見解です
借金は無くならない
一部に「自国内での借金の場合、デフォルト(債務不履行)は起こらない」という意見がありますが、私はこの意見には反対しません
ただし、今後以下のような問題が出てくると思います
- ハイパーインフレ
- 利上げが出来ない
今後ゆるやかだとは思いますが円の価値が下がっていくのではないかと思います
市中にお金を大量にばらまいているのだから当然です
現在1万円で買えたものが数年後には2万円出さないと買えないという状況になるのではないかと思っています
さらに、現在も問題になっていますが他国の金利の利上げや好景気などによって日本銀行が利上げをしたい場合でも、それが出来なくなるのではないかと思っています
事実、日本は現在円安に苦しみはじめています
そうすると国として経済の選択肢を奪われることになります
私は失われた世代
私は現在41歳です
2002年の就職氷河期のどん底に世の中に放り出されました
偶然現在の職を得て人並みの暮らしを手に入れていますが、今でも派遣社員を続けている同級生も珍しくありません
私も当時は大変な思いをしました
世に言う「失われた世代」というやつです
失われた世代の何が一番大変だったのかというと、この大変さが他の世代には理解されない事です
「やる奴はやっている」
「戦後に比べればまし」
などと無神経な事を言う人が多かったのを覚えています
確かにやる奴はやっているかもしれません
しかし、他の世代に比べればほんの少数だと思いますし、彼らも偶然の要素が全く無かったとは思えません
戦後に比べればましという意見には真っ向から反対します
なぜなら、戦後は国民全員が等しく貧しかったからです
貧しいながら皆が同じ方向を向いていました
一部の世代だけ極端に割を食うという、あの時の状況とは全く違います
この大変さを後世に残すな
なぜ失われた世代などと言うものが誕生したのかというと、それは団塊の世代の雇用を守るためです
高収入の団塊の世代の待遇を守るために、私たち失われた世代は低賃金で不安定な待遇に置かれました
現在の国の借金も同じではないでしょうか
今を良くするために、未来を犠牲にし過ぎていると思います
これでは、第2第3の失われた世代を作り出す事になりかねません
私は「今さえ良ければ」という人達のために未来が犠牲にされるというのがどういう事かを良く知っています
私は今さえ良ければという側の人間にはなりたくありません
まとめ
私の政治に対して思う事について述べさせていただきました
就職氷河期のあの頃の大変さは今でも思い出します
今私がこれだけ頑張れるのも、そういった思い出があるからだと思います
でも、あんな思いをするのは私たちの世代だけで十分だというのが私の考えです
「借金だけ増やさなければ他はどうでも良いのか」という批判がありそうです
ですが、それでも私はあくまで決められた予算の範囲でやるべきだと思います
そうでなければ、第2第3の失われた世代を生み出すだけだと思います
それは未来に責任がある大人として絶対に避けなければならない事だと思います
コメント