もし、自分の大切なお金を投資で増やしたいと思うのであれば、銀行員に相談してはいけません
彼らが親切心で投資商品を勧めてくれる可能性は万に一つも無いからです
今日はクリスティー・シェン著「FIRE最強の早期リタイア術」から「本物の銀行強盗は銀行にいる」について解説します
銀行に近づいてはいけない
銀行は預金者から預かったお金を元手に企業に融資をして、その利息の一部を預金者に分配している
そう思っている方も多いのではないでしょうか
しかし、それは今から30年以上も前の古き良き時代の話です
現在では銀行の主な収入源は消費者金融と投資商品の販売利益です
どちらもあなたを幸せにしてくれる物ではありません
ネットで送金が出来るようになった今、銀行に行くのは口座の開設と解約の時だけで十分です
それ以外は近づかない事をおすすめします
銀行員が勧めるぼったくり手数料の投資商品
現在、世の中では沢山の投資商品が販売されいてます
しかし、あなたが銀行に行って投資商品を購入しようとしても、間違いなく高額な手数料の商品しか勧められません
彼らには手数料が高額な投資商品を売るというノルマが課せられているからです
私が以前銀行に行った際は、購入時に5%、年間信託手数料2%、売却時に500円の手数料が引かれる投資信託を勧められました
確かトヨタ自動車の株価に連動する投資信託だったと記憶しています
単純計算ですが銀行で10,000円分の投資商品を購入して1年後に解約した場合、9,000円しか手元に残らない計算になります
残りは全て銀行と証券会社の懐に入ります
彼らはこのような投資商品を、当時の私のように無知な人間に販売する事で多額の利益を得ています
銀行員こそ本物の銀行強盗です
当時の私は興奮したが
当時の私は興奮しました
「私のような貧乏人に銀行がわざわざ儲け話を持ってきてくれるなんて、私も大物になったじゃないか」
鼻息も荒く銀行員の話を聞いていたのを覚えています
しかし、彼らにとって私は、一定額を預けてくれるお得意様ではなくネギを背負ったカモにしか見えていなかったようです
そんな事には気が付かない私はその後、銀行から持ち帰った資料を夜遅くまで検討していた事を覚えています
結局、結論が出ずに本屋で投資の本を読み回りました
当時は投資信託に関する良い本はあまり無かったのですが、その中で1冊だけネット証券の開設とインデックスファンドを勧める本を見つけました
この本こそが正解を言い当てていました
訳も分からず楽天証券の口座を開いたのを覚えています
現在の手数料は
現在私はこのような投資商品を楽天証券とSBI証券から購入しています
- eMaxis slim全世界株式インデックスファンド
- eMaxis slimS&P500インデックスファンド
- VT(バンガード・トータルワールドストックETF)
- AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)
- LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)
年間の手数料はそれぞれ以下のようになっています
eMaxis slim全世界株式インデックスファンド…0.1144%
eMaxis slimS&P500インデックスファンド…0.0968%
VT(バンガード・トータルワールドストックETF)…0.08 %
AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)…0.03 %
LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)…0.14 %
いかに手数料が安いかおわかり頂けるかと思います
もちろん、これ以外に販売手数料や売却時手数料が差し引かれる事もありません
しかし、この考えに至るまでに私は結局10年以上の歳月を費やしてしまいました
まとめ
私は長い時間と、多くの勉強時間、それと少しの損を出しながら今の結論に至りました
この記事を読んでいる方で投資が未経験の方であれば、このような投資商品の購入を検討されることをおすすめします
これらのインデックス型の投資商品は購入後にほったらかしに出来るのも良い所です
私も月に1度程度しか株価はチェックしていません
時間は有効に利用して、遊びや副業に使いましょう
私が投資に最も影響を受けた本がウォール街のランダムウォーカーです
少し難しいですが、これから投資にチャレンジされる方にはとてもおすすめです
近年の投資本の多くが、この本を参考にしていると思われます
それではまた
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