きっかけは新聞の特集記事
私が育児休業に興味を持ったのは、妻の妊娠が判明した前後だったと思います。
その頃は育児休業なんてとんでもないと思っていたのですが、私にきっかけを与えてくれる出来事がいくつかありました。
その頃私の愛読する日経新聞が、男性の育児休業について特集を組んでいたのです。
そこで目にしたのは私とあまり境遇の変わらない人達が、勇気を持って一歩を踏み出している姿でした。
読んでいるうちに、応援したい気持ちになっている自分がいました。
それまでは育児休業なんていうのは、一部の大手企業か公務員だけのものだと思っていました。
自分にも手の届かない事ではないのではないか、そう思いました。
高齢の両親はあまりあてにできない
私たち夫婦は子供を産むにしては、高齢に部類に入ります。
出産は35歳以上になると、高齢出産と呼ばれるようになります。
私たちが高齢という事は当然両親も高齢になります。
お互いの両親ともに育児に積極的な姿勢は示してくれていますが、正直どこまで頼りになるだろうか不安でした。
育児は体力勝負です。途中でもう無理です、なんて事態だけは避けたいと思いました。
早い段階で私は両親を当てにしないことに決めました。
子供が苦手な妻
私の妻は子供があまり得意な方ではありません。
どうしても出産前は子育てのマイナス面の方に目が行きがちです。
騒ぐ、泣く、寝れない、ちゃんとご飯食べない。などなど。
その点私は子供好きです。
子育てには自信はあまりありませんでしたが、体力に自信もあるので子供とならずっと一緒にいられる自信がありました。
子供が欲しいから産んでくださいとお願いしたのも私です。
言い出した手前、きちんと責任は取りたいと思いました。
家族の絆を深めたい
私たち夫婦は世の中の平均よりは仲の良い方だと思います。
いつも一緒に居ても疲れることはありません。
家族と一緒に過ごせる時間を少しでも多く確保出来る機会があるのなら、ぜひ活かして家族の絆を今まで以上に深めようと思いました。
誓ったよね
結婚式の時にみんな誓いますよね。
うれしい時、楽しい時、つらい時、苦しい時、病気の時。どんな時でも。
いつも共に歩んで行きます
その誓いを守るのなら今だろう思いました。
こうして私は育児休業を取得を決意する事になりました。
次回からは実際の会社での手続きなどについてお話したいと思います。
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