メルカリで発送した商品が届かない。
何度も取引を行うと、こういったトラブルに見舞われる機会もあります。
先日、私が発送した商品も発送から5日後に、取引相手から届かないというコメントが届きました。
この時のやり取りがとても参考になると思ったので、皆さんで共有しようと思い今回の記事にさせて頂きました。
皆さんがメルカリで商品を送る時に、少しでもトラブルを減らすことに繋がれば幸いです。
普通郵便が届かない
大抵の場合、発送した商品が届かない理由は受取人の確認不足です。
実際には家のポストに不在通知が入っていたり、アパートのように2つの郵便受けがある場合に、よく確認せずに届いていないと訴えている場合が多いです。
その次に多い理由は発送時のミスです。
発送者が忘れていたり、違う宛先に送ってしまったりする場合です。
商品の輸送途中に紛失する確率は極めて稀で、10万回に1回の確率だそうです。
郵便物等事故調査制度を利用してみた
私は普通郵便を送る時に、あて名をいつもエクセルで作成しています。
今回も普通郵便で発送した記録が残っていたので、郵便局の郵便事故調査依頼を行いました。
さらに取引相手には、もう一度ポストの中や届いた郵便物をチェックしてほしいと依頼をしました。
郵便物の事故調査依頼は行うのが今回が初めてだったのですが、記入する項目の数がとても多いので最初はびっくりします。
しかし、良く見てみると「差出人と同じ場合記入は不要」という項目が多いので、焦らず記入すれば10分程度で申し込みは完了します。
最後に調査番号とパスワードを記入して完了です。
調査番号とパスワードはパソコンのデスクトップ上にメモ帳を作成して保管しておくと良いと思います。
パスワードは自由に設定できるのですが、この際に子供の名前とか住んでいる場所が特定されるような、個人的な情報にするのはやめましょう。
なぜかというと調査結果はオンラインで閲覧できるので、場合によっては取引相手やメルカリ事務局も確認する場合があります。
あまりおかしなパスワードにしてしまうと、恥ずかしいからです…(*ノωノ)
調査結果は約1週間から10日程度で判明する
調査には1週間から10日程度かかります。
私は急いでいたので、最後に「急いでいます」と記入しておきました。
こうする事で、郵便局の方も可能な限り急いで対応してくれるようです。
私の場合は比較的すぐに判明するケースだったようなので、結果は翌日に届きました。
ちなみに、送り状ナンバーの無い普通郵便をどのように調査するのかというと、彼らは配達人の記憶を頼りに郵便物が現在どこにあるのかを調査しているようです。
結論から言うと、私の件に関しては受取人(購入者)が不在だったために、配達人は購入者のポストに不在票を投函していました。
購入者はポストの中身を確認していないか、あるいはチラシに紛れて捨ててしまったかしたために、不在票の存在に気付かなかったようです。
とどいてるやんけ
早速、購入者にはポストに不在票を入れている旨を報告しました。
購入者はそそっかしい人なのか、完全に私が発送をしていないと決めつけているらしく、「取引をキャンセルしてほしい」と何度も申し出ていました。
これ以上取引を続けるのは難しいと判断したので、先に取引のキャンセルを申請しておきました。
不在票がすでにポストに入っている旨を報告をすると、取引相手からは一切連絡が来なくなりました。
きっと、気まずかったのだと思います。
そして、無言で取引キャンセルのボタンが押されました。
郵便物は差し戻される
送った郵便物は取り置きから1週間が経過すると、自動的に差出人に返送されます。
送料が無駄になってしまいましたが、取引で悪い評価を付けられるよりはマシなので、これで良しとしました。
今回の件で勉強になったのは、普通郵便は届くのに時間がかかるので、あらかじめ届くのに時間がかかる旨を商品の説明欄に記入しておく事と、こういった運の悪い取引相手に遭遇した時に冷静に対応する事の重要性でした。
「調査結果が出るまで取引をキャンセルすべきではなかったのではないか」という意見もあろうかと思います。
しかし、結果的に取引が完了したとしても、こういった取引相手は自分の非を認めないか、あるいは責任を他人になすりつけてくる可能性が高いです。
そうなると泥沼状態になり、結果的に悪い評価を付けられて取引を完了するという、最悪のシナリオが待っていたかもしれません。
今回は早めに取引を終わらせて良かったと思っています。
まとめ
普通郵便では商品が届かないといったようなトラブルが、追跡機能のあるネコポスやゆうパケットに比べて多くなる傾向にあります。
今回扱った商品の場合、厚さが3㎝を超える商品だったので、発送はゆうパケットプラスか普通郵便のどちらかでの発送が可能でした。
普通郵便だと220円、ゆうパケットプラスだと440円と、圧倒的に普通郵便が安かったので、普通郵便を選択したのですが、今回の件のように送料分を損をしてしまう可能性もあります。
また、トラブル時にメルカリ事務局が積極的に介入してくれないというデメリットもあるので、普通郵便は使い方をよく考える必要があります。
その一方で、上手に使えば送料を圧縮できるので、長い目で見れば確実に得になります。
トラブルの対処方法を押さえておけば、そこまで大きなトラブルに見舞われる事はありませんので、普通郵便はネコポスや宅急便などと上手に使い分けるのがおすすめです。
この記事が皆さんのメルカリ販売の参考になれば幸いです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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