メリーをご存じですか
メリーとは産まれたばかりの赤ちゃんをあやすためのおもちゃです
アームの先にぶら下がったぬいぐるみやおもちゃがゆっくり回転する事で、泣いてる赤ちゃん、退屈している赤ちゃんをあやしてくれます
私の子供は2020年の8月に産まれてから半年間病院で過ごしていました
その間、病院では2つのベッドに1つくらいの割合でメリーが設置されていました
1人の赤ちゃんをあやして眠りにつくと、メリーは次の赤ちゃんをあやしに違うベッドへ行きます
病院のメリーは1年365日、大車輪の活躍を見せてくれています
中にはあまりにも頑張り過ぎたのか、テープで補強されている物もあります
私の子供も産まれてすぐはメリーに対して何も反応が無かったのですが、1~2か月くらい経つと徐々にメリーの動きを目で追うようになりました
そして、そのうち寂しさが少しまぎれるのか、眠ってしまうようです
私たち夫婦はこのメリーを家でも使ってみる事にしました
購入したのはこの商品です
恐らく病院にあったものと同じだと思われますが、写真のようにベッドや布団の上に置いたり、ピンクの土台を外してベッドの柵に括り付けたり出来るようになっています
動力は単三乾電池2本です
使い方にもよりますが、わが家の場合3~5日程度で電池が無くなるので、充電式の電池を使っていました
メリーは結構電力を使うので、充電式の電池は容量の大きなこちらのタイプがおすすめです
子供が産まれて6ヵ月が経過して、はじめて私たちの子育てははじまりました
子供は最初は病院と違う環境に少し戸惑った感じにも見えましたが、すぐに慣れたのか家のベッドですやすや眠ってくれるようになりました
病院と同じメリーがあった事が良かったのかなと思っています
メリーは動き出すとオルゴールのメロディーを流してくれます
きらきら星やメリーさんの羊など、世界中で親しまれている子守唄です
ある日、その音量が突然変わりました
急に大きくなったり、急に小さくなったりします
慌てて見てみると、子供がボリュームのつまみを動かしています
親がやる事を子供はよく見ています
あっという間に覚えて、自分でも同じことをしてしまうようになります
この吸収のスピードには私もびっくりしました
さらに力がついて器用になったわが子は、メリーからぶら下がっているクマさんやミツバチさんを引っ張って遊ぶようになりました
時折、メリーが引っ張られる圧力に負けて動かなくなってしまうほどです
そんな事があって、わが家のメリーは徐々に出番を失っていきました
メリーを最後に使ってからどのくらい経ったでしょうか
押入れに入っているメリーを見つけました
ものすごく沢山使った気がするのですが、実際に使っていたのは半年くらいではないかと思います
その間に何度も何度もオルゴールの音色を繰り返し聴きました
聴いている時は少し飽きていたのですが、改めて聴くとまた癒されました
子育ては一瞬一瞬が宝物です
素晴らしい時はあっという間に過ぎ去り、そしてまた新しい時がやってきます
これからも沢山の思い出と感動をくれるわが子に感謝しながら生きて行きたいと思います
メリーはメルカリで売る事を検討しています
捨てるのも大変ですし、売ればお金にもなります
何より大切な思い出をくれたメリーに新しい活躍の場を与えたいと思っています
また、どこかで授かった新しい命の為にメリーが頑張ってくれる事を祈っています
メルカリ販売に関しては、こちらの記事も参考にしてみて下さいね
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