こんにちは、まるリスです
前回はルカ・パチョーリの72の法則について解説させて頂きました
今回はその続きで、借金をどのようにすれば効率的に返せるのかについて解説したいと思います
\前回の記事はこちらから/
この記事はクリスティー・シェン「FIRE最強の早期リタイア術」を参考に、私の意見を述べています
借金の種類
通常、私たちがするような借金にはどのような物があるでしょうか
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 消費者金融
- 教育ローン
一般人が背負う借金というと、このような物があると思います
借金の利率
次に利率について見てみましょう
利率には幅がありますので、あくまでも目安としてお考え下さいね
- 住宅ローン…約2%
- 自動車ローン…約4%
- 消費者金融…約18%
- 教育ローン…約1.7~4%
特に消費者金融の利率が際立っていると思います
返済は必ずしもすぐにすべきではない
「借金はすぐに返すべき」という考えがあると思います
特に私たちの親世代の60~80歳くらいにはその傾向が顕著だと思います
彼らは1990年前後のバブル景気の時代に借金をした、もしくは借金した人を見た事がある世代です
当時の住宅ローンの利率は8%程度ありました
例えば3,000万円借金したとすると、返済が終わる35年後にはその数倍の金額を支払わなければならない計算です
当然、借金はまとまったお金があればすぐに返済すべきという考えになったのです
しかし、現在では超低金利の時代が続いています
今後、この金利が上がる心配はほとんど無いと思います
なぜなら、国の政策金利が今後あがる見込みはほとんど無いからです
そんな事をすれば国の国債の金利まで上昇してしまうからです
では、どのように借金を返済すれば良いのか、借金ごとに見ていきましょう
借金の返済方法
1.住宅ローン
住宅ローンはすぐに返済すべきではありません
最低限の返済に留めて、なるべく長期間借りましょう
毎年、利率の安い銀行を探してそちらに乗り換えましょう
さらに返済期間を長く出来るなら、可能な限り返済を引き延ばしましょう
このような事を書くと「けしからん奴だ」とお叱りを受けそうですが、現在は住宅ローンの金利より投資の利回りの方が良いのです
10年以上の長期投資の場合、株式なら年率5%、比較的値動きの少ない債券なら3%程度で運用が可能です
年率2%の住宅ローンの返済を行うより、投資資金に回した方が効率的です
2.自動車ローン
自動車ローンも判断が分かれますが、ほとんどの場合すぐに返済しない方が得になります
もし、まとまったお金があるのなら投資を検討する事をおすすめします
3.消費者金融
これはすぐに返済しましょう
現在手持ちのお金が無いのであれば、親に頭を下げてでも返済しましょう
そして、二度とこのような借金をしてはいけません
これは私の考えですが、人が沢山のお金を使って幸せになれる事はありません
身の丈に合った暮らしをしましょう
4.教育ローン
これも利率によって判断が分かれます
私は利率が3%以下なら繰り上げ返済をしない事をおすすめします
こちらも、政策金融公庫など利率の低い貸し手を選びましょう
まとめ
私は1980年代の好景気の時代に産まれて、その後バブル崩壊、ITの普及など、目まぐるしく世の中の常識が動く激動の時代を生きてきました
その間に今まで当たり前とされてきた事もどんどん変わってきました
しかし、特に高齢者などはこの世の中の変化に全くついてこれませんでした
その為、今でも古い常識がそのままこの世の常識として残ってしまっています
実は私もその一人です
かつて年利2%の自動車ローンを80万円払って繰り上げ返済したのです
ほんの数年前の出来事です
あの当時は「あー、すっきりした」と思ったのですが、よく考えればあのお金はVTなどの投資商品の購入に充てるべきでした
今ならその値上がり益で借金の半分くらいを返していたはずです
私は現在、借金が何もありません
そして今後も借金をする予定はありません
お金は借りるもではなく、貸すものだからです
もし、現在借金をされている方がいれば今からでも遅くありません
借金を借りる側から、貸す側に回りましょう
それではまた
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