灯油ポータブルストーブの灯油タンクに給油する時のポンプを、電動ポンプに代えてみませんか
電動なので寒い中でポンプを何度もペコペコ押す必要はありませんし、満タンになると自動で停止してくれるモデルなら目を離しても安心です
わが家では暖房に電気のセントラルヒーティングを使用しているのですが、電気料金が高額のために補助暖房としてコロナの灯油のポータブルストーブも併用しています
そのストーブの燃料タンクが7.2Lなのですが、真冬になると数日に1度給油をしなければなりません
今まではごく一般的な手動の灯油ポンプで給油をしていたのですが、寒い玄関で給油するのがしんどい事と、子供からなるべく目を離したくない事から、電動の灯油ポンプを購入することにしました
私が購入したのは灯油のポリタンクに固定するタイプの灯油ポンプです
今回はじめて電動の灯油ポンプを購入してみたのですが、これが思ったよりかなり便利だったのでご紹介したいと思います
ママオートとは
ママオートはポンプメーカーの工進が販売する家庭用の電動灯油ポンプです
使い方に合わせて数種類の商品が販売されています
検索バーにママオートと入力すると、沢山の種類と形状の商品が表示されて混乱されるかもしれません
ママオートの種類を大別すると、従来の手動の灯油ポンプが電動になった物と、ポリタンクに固定するタイプの2種類があります
こちらが従来の手動の灯油ポンプを電動にした差し込み式灯油ポンプ、工進ママオートEP-305
そしてこちらが、灯油缶固定式のママオートEP-503FB
どちらも同じ電動ポンプを使用していて性能もほぼ一緒なのですが、差し込み式は給油の度にポンプをタンクに入れたり抜いたりする手間がかかります
灯油缶固定式はその手間が必要ないのですが、灯油缶が何個もある場合はその分ポンプが必要になるので出費が大きくなります
灯油ポリタンクが1~2個くらいしかない場合は便利で安全な灯油缶固定式、沢山の灯油ポリタンクをすっきり収納したい場合は差し込み式がおすすめです
私が買ったのは
私が購入したのは灯油のポリタンクの口に直接取り付けるタイプのママオートEP-503FBです
灯油ポータブルストーブの欠点は、数日に一度灯油をストーブの燃料タンクに給油しなければならない事です
この時に灯油ポリタンクから手動ポンプを使って灯油を移すのですが、うっかり燃料を入れすぎるとタンクから燃料があふれたり、タンクからポンプを抜くときにポタポタと灯油が床に垂れたりと、毎回慎重に作業しなければならないのが結構なストレスでした
ママオートEP-503FBの場合、ポンプは灯油タンクのキャップを外したネジ部に取り付けるだけなので、給油の度にポンプを取り外す必要がありません
また、灯油を満タンまで給油するとガソリンスタンドのノズルのように自動で停止するので、うっかり灯油を入れすぎて玄関が油の海になるという心配もありません
これなら給油中に子供が泣いたり、火にかけた鍋の様子を見るためにポンプから目を離す事があっても安心ですね
さらに、私の購入したEP-503FBは「どうせ買うなら一番良いのを買ってみよう」と思い購入してみた商品なので、ノズルの先にスイッチが付いていて作業がしやすかったり、満タンになるとブザー「ピーー、ピー、ピー」と鳴って教えてくれるので、とても便利でした
実際に使ってみた
わが家で購入したママオートEP-503FBを実際の使用してみた感想をレビューします
取り付け
取り付けは現在付いているポリタンクのキャップを外して、そこにねじ込んで止めるだけです
わが家ではポリタンクのキャップを紛失してしまう事を恐れてポリタンク本体にテープ止めしています
外観
ポリタンクの上に大きな電池ボックスが付きます
電池ボックスの下に伸びるように、給油ノズルの先を収納する部分があります
ここは上に引っ張ると外れるようになっているので、ノズルからわずかに垂れる灯油がたまってきたらタンクに戻します
ノズルまでのホースの長さは約50㎝で先端にスイッチと給油ノズルがあります
先端の黒いノズルに付いているクリップは、灯油ストーブの燃料タンクの口に固定するための物です
灯油が燃料タンクの口まで上がってきた時にノズルが浮いてしまうのを防ぎます
電池
電池ボックスには単3乾電池が4本入るようになっています
この電池は4本でも2本でも動くようになっていますので、電池が家に2本しか無いという場合でも動かすことが可能です
ちなみに、電池が4本でも2本でも給油のスピードには差がありません
給油できる時間(回数)が半分になってしまうだけです
私は充電式のエボルタを使用しています
こちらの電池なら繰り返し使用回数が最大で1200回なので、灯油の給油に使うだけなら数十年は使えそうです
給油準備
ストーブの燃料タンクの給油口を開けて、ママオートEP-503FBのノズルを差し込みます
ノズルの先のクリップを給油口の口のネジなどのギザギザに引っかかるようにします
これで、灯油が給油口の近くまで届いた時にノズルが浮いてしまう事を防ぎ、確実に満タンで給油を停止することができます
スイッチはベーシックモデルのEP-303Fでは電池ボックスに付いていますが、それ以外の上位機種にはノズルの上部に付いています
個人的にスイッチの位置はどちらでも大きな差は無いと思います
なので、シンプルで経済的な物をお求めならEP-303Fで十分だと思います
私の購入したEP-305FBはノズルの上部のスイッチを入れると赤いLEDが点灯しました
給油時間
メーカーHPによると、ママオートEP-503FBは1分間に12L給油することができます
以前の機種では1分間に10Lだったのですが、改良されてさらに早くなったようです
実際にわが家のストーブの7.2Lのタンクに給油してみたところ、約30秒ちょっとで給油が停止しました
満タンになると、突然「ピー、ピー、ピー」と電子音がしてびっくりしました
ママオートEP-503FBの場合、満タンになると自動で給油が停止するので、給油中に他の家事をこなしたりと、ポンプから目を離すこともできます
そう言った場合に音で給油が完了した事を教えてくれるのはとても便利な機能だと思います
子育てや介護世帯などは、長時間給油に集中する事が難しい場合もあると思います
そういった方には、多少値段が高くても便利なEP-503FBがおすすめです
ノズルを戻す方法
燃料が満タンになったら、ほんの少しノズルを持ち上げます
ここでポタポタ垂れる灯油を可能な限り落とします
灯油がポタポタ垂れなくなったらノズルを高く持ち上げて、ホースの中の燃料を灯油ポリタンクの中へ戻します
そしてノズルをゆっくりホルダーに差し込みます
私が選んだおすすめの機種3選
ママオートには沢山の種類があります
どれを選べば良いか迷ってしまいますよね(^-^;
そこで、私が調べたママオートの中からおすすめの商品を数点ご紹介します
おすすめ①ママオート EP-503FB
私も使用しているママオートの灯油缶固定式の上位モデルになります
本製品のような灯油缶固定式のポンプの特徴は、給油の度にポンプを抜き差しする必要が無いので給油が楽で周囲を汚す心配が少ない事です
特にEP-503FBにはノズルにスイッチが付いているので操作がしやすい事と、満タンになるとブザーで教えてくれるので、他の家事をこなしながらでも給油作業がしやすい事です
もし、わが家のように灯油ポータブルストーブを補助暖房と割り切って、1個の灯油ポリタンクで月に2回程度の給油しかしないのであれば、多少値段が高くても一番使いやすいこちらの機種がおすすめです
給油の度に何度もポンプをペコペコ押して疲れたり、燃料タンクに灯油を入れすぎてあふれさせたり、灯油ポリタンクの抜き差しの度に灯油が床にポタポタ落ちるんじゃないかと心配する必要はありません
おすすめ②ママオート EP-303F
灯油缶固定式のママオートのベーシックモデルです
上位機種との違いはスイッチがノズル側ではなく本体に付いていることです
多少の使いにくさはあるものの、大きな差ではありません
構造が簡単な分だけ故障する可能性が少ないというメリットもあります
このような灯油缶固定式のポンプは、灯油のポリタンクを何個も持っているとその個数分必要になるので、1個単価が比較的手ごろなこちらの商品を検討するのも有りだと思います
おすすめ③ママオート EP-305BC
機能を絞ったママオートの差し込み式のベーシックモデルに、専用の収納ケースが付属になったモデルです
毎回の給油作業が面倒だけど、お金はかけたくないという方はこちらの商品がおすすめです
低価格ながら自動で給油を停止する機能も付いているので、安心して作業ができます
給油スピードは上位機種と同じ毎分12Lなので、ポータブルストーブが複数台ある家庭でも素早く給油を完了できます
専用の収納ケースが付属で付いてくるので、収納もすっきり綺麗に行うことが出来て、しかもお買い得です
まとめ
電動灯油ポンプのママオートについて解説させていただきました
特にわが家でも使用している灯油缶固定式のママオートEP-503FBは、購入前に思っていたよりずっと使いやすかったので読者の方にも自信を持っておすすめできる製品です
もし、電動の灯油ポンプを検討されている方がいれば、この記事が参考になれば幸いです
当ブログでは皆さんの生活の質を向上させながら、生活費を少しでも節約できる情報について発信しています
次回の記事も読んでいただけると幸いです
それでは皆さん、また次回の記事でお会いしましょう
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