「商品が全然売れない。いいねもつかない」
「出品価格から大幅に値下げしてやっと売れた」
メルカリ販売で、そんな経験をされている方はいませんか?
ひょっとして、それは販売している時期が悪いのかもしれません。
全ての物には、売れやすい時期と売れにくい時期があります。
例えばコートなら毎年11~12月、カメラなら運動会のある5月と10月、自転車なら入学を控えた3月後半から4月の第1週です。
自分の過去の経験と照らし合わせると、何となくイメージが付くのではないでしょうか。
売れやすい時期は多くの人がそれを欲しがっているので、必然的に品薄状態になり、多少高めの設定の値段でも商品が売れやすくなります。
逆に4月にコートを売ったり、雪の降る1月に自転車を売っても、売れ行きは悪くなります。
この時期を見極めて出品する方法についてご紹介します。
「私が売ろうとしている商品には、そんな時期なんてないよ」
そう思っているそこのあなたも、とりあえず試してみませんか?
意外な結果が判明するかもしれません。
調べるのはとっても簡単な方法です。
それでは解説していきます。
グーグルトレンドで売れやすい時期を見極めよう
売れやすい時期を見極めるには、グーグルトレンドというサービスを利用します。
キーワードを入力すると、そのキーワードがどの時期に最も多く検索されているか知る事ができます。
上のグラフはコートで過去5年間のトレンドを検索した結果です。
11月から12月にかけて、毎年大きなピークが来ていますね。
つまり、それ以外の時期はコートについてほとんど検索されていないことがわかります。
次はカメラというワードで調べてみましょう。
同じような結果を期待したのですが、カメラには規則的な周期がありませんね。
例年8月と12月にやや大きめのトレンドがありますが、無い年もあるので、はっきりしたことは言えないようです。
では、人がカメラを欲しがる時はどんな時でしょうか。
わかりやすい例のひとつに、運動会があります。
今度はわかりやすい結果が出ました。
毎年5月の後半と、10月1日前後に大きな波があります。
この時期はカメラの他に、三脚やレンズ、カメラバッグなんかも売れそうですね。
直近の2年に大きな波が無いのは、コロナウイルスの影響のようです。
せっかくなので、カメラでもう一つ分析してみましょう。
次は一眼レフカメラで調べてみます。
一眼レフカメラは年々検索数が減少して、5年前の半分程度にまで検索数が減少している事がわかります。
大きな要因はスマホカメラの性能進化です。
手軽に撮影出来て写真の取り扱いも簡単、しかも最近では1眼レフにも負けないくらいの性能が出せるスマホカメラは、一眼レフの市場をどんどん奪っています。
つまり、スマホ用の三脚や歩きながらブレずに撮影できるジンバルなどを取り扱う方が今後の成長性を見込めそうです。
給料日や時間などの、他の要素も組み合わせよう
さらに売れやすくなる他の要素も組み合わせると、売れ行きはさらに上がります。
給料日
給料日の後の数日は商品の売れ行きが良くなります。
グーグルトレンドのピークの手前の給料日に商品を出品すると、商品の売れやすくなります。
土日祝日
土日祝日も商品の売れ行きが良くなります。
特に日曜日は商品の売れ行きが良いので、日曜の午前中に出品するのがおすすめです。
時間
平日だと19時~23時、土日だと10時から22時くらいが商品が良く売れる時間帯だと言われています。
その他にも商品ごとに売れやすい時間が違うので、いろいろな出品時間を試してみましょう。
例えば主婦をターゲットにした商品は15時、10~20代の女性をターゲットにした商品は19時前後、男性サラリーマンは21~23時が売れやすい時間帯と言われています。
まとめ
メルカリで商品を少しでも高値で売るために、出品する時期の見きわめ方について解説させていただきました。
出品時期はグーグルトレンドで確認するのがおすすめです。
グーグルトレンドは、私たちが普段グーグルの検索バーに打ち込んでいる膨大な数の検索ワードを元に、どの時期にどのくらいの検索が行われいてるのか確認することができるツールです。
普段何気なく販売している商品も、時期によって売れ行きが変わります。
商品が売れているのには必ず理由があります。
それをデータを元に確認しましょう。
そうする事で、むやみに値下げ販売をしてしまったり、稼げる時期を逃してしまったりするリスクを減らすことができます。
ぜひ、活用してみて下さいね(^-^)
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