私たち夫婦が賃貸住宅に住み続ける理由

わが家は賃貸派のやどかり暮らし

こんにちは、家の広告を見るのが大好きなまるリスです

今日は私たち夫婦が家を買わずに賃貸住宅に住み続ける理由についてお話したいと思います

私たち夫婦は1年前までは住宅の購入を真剣に検討していました

良い物件さえあればいつでも購入したいと思っていました

しかし、私たち夫婦は新築住宅の購入をやめて、このまま賃貸住宅に住み続けることにしました 

今日はなぜ私たち夫婦が賃貸住宅に住み続けるのか、について話をしようと思います

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持ち家はリスクが大きい

家のイラスト1

住んでいる場所や住宅の大きさにもよりますが、私の住んでいる地域だと新築1戸建てはおおむね3,000万円くらいが相場だとおもいます

利息を含めると支払い総額は3,500万円といったあたりでしょうか

月々85,000円くらいのローンの支払いを35年かけて返済していくイメージになります

月々の支払いは私たち夫婦の収入でも何とか払えそうですが、1度に3,500万円という借金を背負う事に、どうしても抵抗がありました

持ち家にかかる金銭的負担はこれだけではありません

これに加えて定期的な住宅のメンテナンスが必要になります

外壁と屋根の補修と塗り替えが10~15年周期で必要になります

設備もおおむね15~20年が入れ替えの目安になります

室内の壁紙やフロアー材の補修も定期的に必要になります

これらに加えて固定資産税も支払わなければなりません

ざっくりですが毎月の支払に平均すると、ローンの支払い+25,000円程度の支出を計算に入れなければなりません

もし月々85,000円がローンの支払いだとすれば、それに25,000円をプラスするので月々110,000円

現在私が住んでいるアパートの家賃が駐車場2台込みで72,000円なので、大幅な出費の増加になります

さらに当然ですが持ち家は動かせないので、転勤するリスクやご近所問題などのリスクも抱えます

住んでからやっぱり転勤になりましたとか、ご近所に頭のおかしい人がいました、なんて話になっても手遅れなのです

賃貸住宅ならこのような問題はほぼ回避できます

毎月の支払額は決まっています

家の設備は大家さんが修繕する事になっています

固定資産税の支払いもありません

転勤やご近所問題も引っ越せば解決します

ただ、賃貸住宅ではその分自由がありません

夜に楽器を演奏したり、大きな声を出すことは出来ません

家の中を自由に改造したりする事も出来ません

お庭でガーデニングを楽しむこともできません

そこは賃貸住宅のデメリットなのですが、そもそも深夜に大きな音を出さないのは戸建でも当たり前だし、新築戸建ての中を自由にゴリゴリ改装している家をほとんど見た事がありません

大抵の場合、宝石さながらに磨いている家庭が一般的なのではないでしょうか

それならば賃貸の方が気楽に住めるのでは、というのが私の考えです

「法」と書かれた本のイラスト

賃貸住宅の居住者(賃借人)は借地借家法という法律で守られています

不動産業者や大家よりも、賃借人の方が弱い立場にあるためです

例えば大家さんが一方的な家賃の値上げをする事はできません

その他にも退去時に不当な金額を請求してはいけないという決まりもあります

例えば壁紙の耐用年数は6年なので、6年住んでから退去すれば壁紙の費用をほとんど請求されることはありません

その他にも日常使用する範囲内の家の損耗の場合、基本的には退去時に費用は請求されません

それらは全て家賃に含まれている、というのが法律の考えです

賃借人という有利な立場はとても便利です


賃貸住宅ってお金の無い人が住む所なの?

貧乏な家族のイラスト

私は今まで賃貸住宅というのは、経済的にゆとりのない人が住むものなのだと思っていました

賃貸に住むのは家を建てるまでにお金を貯めるために住むもので、現在のアパートも数年住んだら出て行くものだと思っていました

しかし賃貸住宅に住み続けるという選択も、とても良い選択の一つなのだと今では思っています

改めて考えると賃貸住宅にはメリットが多いです

戸建住宅の場合、定期的な屋根や外壁の塗り替えが必要になります

おおむね1回の塗装に60~100万円くらいかかると思います

これが賃貸住宅の場合、計算に入れる必要がありません

またボイラーやキッチン、お風呂等の設備の維持にもお金はかかりません

壊れたら電話をして直してもらうだけです

これらはすべて家賃に含まれているという考えです

家のメンテナンスに時間をかけなくて良いのも賃貸住宅のメリットです

私たち夫婦はこのアパートに住んで約2年が経ちましたが、その間に水栓の交換洗面化粧台の修理ボイラーの修理照明器具の交換など様々な家の設備を交換してもらいました

その他にも家の前の草むしり、共用部のごみの撤去など様々なお願い事をしています

もちろん、全部無料です

大家さんはアパートのメンテナンスがしっかりできる

私は家の不満を解消してもらえる

お互いウインウインの関係だと思っているので、これからも気になった事はどんどん言っていこうと思っています

昔と比べて物が必要なくなってきている

■

賃貸アパートは戸建や分譲マンションに比べて狭いと思います

しかし最近ではITの発達により、少ない物で暮らせるようになりました

本、新聞、雑誌、テレビ、オーディオ、カメラ、ビデオカメラ

これらの物は昔はどの家にも当たり前のようにたくさんありましたが、今では必要性は薄くなってきています

必要な物があったらメルカリで買って、必要が無くなったらまたメルカリで売るという方法もあります

本当に必要な物だけを家に置くようにすれば、狭い家でも広く使えます


新築戸建てを探して

家の見学をしている家族のイラスト

今から1年前、奥さんが第一子を妊娠した私は幸せな家庭づくりに燃えていました

その第一歩こそが新築戸建ての購入です

ハウスメーカーのモデルルームを見学して、中古住宅も何度も見に行きました

そして見積書の数千万円という購入金額を見て、ふと疑問に思います

果たしてこの金額は自分が欲しい物に見合う金額なのだろうか

もちろん、住宅を建設するには沢山の建築資材が必要になります

大工さんに払うお給料だって沢山必要です

ですから高額なのは当たり前なのですが、どうしてもその金額を払う事が腑に落ちませんでした

ですが、家を購入するのをやめようと思ったりはしませんでした

なぜなら、家は幸せな家族の象徴だからです

結婚して子供がいてマイホームがある

これが幸せの完成形だと思い込んでいたからです

なので奥さんが止めてくれなかったら、私は家を購入していたと思います

私の奥さんは何でもよく考える人です

自分で納得できない事はきちんと調べて、納得してから決断します

余計な事にお金を使ったりしません

月85,000円という金額は私たち夫婦が払えない金額ではないのですが、1度に3,000万円という大金を借金する事に奥さんは強い疑問を持ちました

持ち家にはメリットも多いのですが、その反面沢山のリスクもあります

そのリスクを抱えるだけのメリットが、果たして持ち家にあるのか、私たち夫婦は一度立ち止まってじっくり考えてみる事にしました

家を安く購入する方法は無いか

図書館の中のイラスト

家を安く購入する方法は無いものなのか、私は図書館で本を探してみる事にしました

色々な本を読んでいく中で最初に出会ったのが、「年収1000万円の貧乏人、年収300万円のお金持ち」という本です

著者は脱サラをして地方に賃貸物件を多数所有している不動産投資会社の社長さんです

本の内容は最終的に不動産投資を勧める内容だったのですが、その前半で「持ち家を買うくらいなら、賃貸物件を買ってそれを人に貸しなさい、そしてあなたは賃貸に住み続けなさい」と書いてありました

この一文が私にとっては目からウロコでした

持ち家は自分の金銭的な足かせになっても、自由にしてくれる物ではない

この考え方は衝撃でした

なぜなら、私は家を買ってしまえばその後は楽が出来ると思い込んでいたからです

今から考えたら、どうしてそんな考えに至ったのか不思議で仕方ありません

さらに年収400万円の人の方が年収1,000万円の人より貯金額が多いという統計データにも驚かされました

人間は見栄を張る生き物なので、年収を上げるスピードよりも、支出を増やすスピードの方が速くなってしまうからです

これで、たくさん働いて年収を上げたい、という私の希望も消えて無くなりました

それくらいなら、支出を抑えた方がお金が貯まるからです

しかも長時間の残業からも解放されて、家族との時間を楽しめます

その次に出会ったのが、かの有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」です

この本を最初に読んだ時は驚きました

以前に読んだ「年収1000万円の貧乏人、年収300万円のお金持ち」と同じような内容が書いてあったからです

持ち家は負債」という名言はあまりにも有名です

最初はてっきりこの本が前述の本をパクったのかと思いきや、その逆でした

元祖が金持ち父さん、貧乏父さんなんですね

この本を読んで、さらに持ち家が欲しくなくなりました

家の購入資金は株式や不動産投資に充てようと考えるようになりました

ライオンの顔のイラスト

ある日の朝、YouTubeが好きな私の奥さんが、ある動画を観ていました

そして奥さんが、寝ている私を起こしてこの動画を見せてくれました

そして「これって普段あなたが言っている事と同じ事じゃないの」と言いました

リベラルアーツ大学/両学長

私達夫婦は夢中になってこの動画見ました

確かにこの動画の内容は、私が今まで本を読んで勉強してきた事と良く似ていましたが、それよりもはるかに深い内容をわかりやすく、しかも簡潔にまとめていました

こんな素晴らしい動画を無料で配信している人がいる事に、本当に驚きました

私たち夫婦は、この動画の作者の両学長の動画を1から順に観ていく事にしました


いつか平屋を中古で買って

平屋の古民家のイラスト

こうして我が家は家を持たないという選択をしただけではなく、両学長の節約術を実践する事によって、我ら夫婦の収入から沢山の余剰資金も生み出される事になりました

今なら新築1戸建てを買っても余裕でローンを払えそうですが、私たち夫婦が新築戸建てを買う事はしばらく無いと思います

とはいえ、家が欲しいという気持ちが完全に無くなった訳ではありません

ですが、それは子供が独立した後で良いのではないかと思っています

子供が独立した後に小さな平屋の家を中古で買って、庭仕事でもしながら夫婦仲良く暮らせたら良いなと思っています

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この記事を書いた人

家族と過ごす自由な時間を手に入れるため、45歳までにサイドFIREを目指している副業サラリーマン。
ブログと物販を中心に1年で月収10万円を達成。
少ないリスクで誰にでもできる稼ぎ方と、少ないお金でも充実した人生を送る事ができるシンプルライフの知識についてを発信しています。

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