こんにちは、アラフォーにしてはじめてエアコンのある家に住んだまるリスです
皆さんの家にはエアコンはありますか
きっと、この記事を読んでくれているほとんどの人の家にはエアコンが付いていると思います
実は私、今までエアコンの付いた家に住んだ事がありませんでした
これは私の住んでいる北海道だと普通の事なのですが、最近は地球温暖化の影響なのか北海道でも夏は暑いです
昨年はお腹の大きな私の奥さんが、毎日暑い家の中で辛そうにしていました
最近の北海道の家電屋さんでは、夏になるとエアコンを買い求めてお客さんが殺到するのが風物詩のようになっています
私も今年こそ家に冷房を付けようと思い、床に置くタイプのスポットクーラーを買おうとしました
しかし、そもそもクーラーを買うよりエアコンの付いている家に引っ越した方が話が早いんじゃないのかという話になり、この歳にしてついにエアコンのある暮らしを手に入れました
こうして、思い立ったらすぐに住環境を変えられるところも賃貸派の良い所ですね^^
ところがこのエアコン、私たちが住む前からどうやら壊れていたようなのです
札幌でも7月の中旬には連日気温30℃を超える暑い日がやってきました
エアコンは動かしているのですが、冷たい空気は少ししか出てきません
はじめは「こんなもんなのかな」と思っていた私たちですが、外気温32℃の日に室温も30℃を超えついにギブアップ
これは何かがオカシイという話になり、管理会社の常口アトムに連絡をしました
エアコン点検業者、エアコンを壊す
「バキッ、バラバラバラ」
エアコンの点検に来た業者さんがエアコンの中に手を入れて中をまさぐった瞬間、大きな音と共にエアコンの中から大量の黒いプラスチックの破片が降ってきました
「どうやら故障しているようです」と点検業者さん
そりゃそうでしょう、今あんたが壊したんだから
点検業者さんの言い訳によると内部のプラスチックが劣化していたようなので、点検業者さんだけが悪いわけではなさそうです
ついにエアコンはとどめを刺されたようです
「エアコンは新品に取り換えるように大家さんには伝えておきます」
そう言い残してエアコンの点検業者さんは去って行きました
どうやら、我々は無料で新しいエアコンを手に入れる事ができるようです
もちろん、業者さんがエアコンを壊しちゃったことは内緒です
きっと、こういう状態をウィンウィンの関係と言うのでしょう
大家さん納得せず
数日後、もう一度管理会社から電話がかかってきました
てっきり、新しいエアコンを取り付ける日をいつにしたら良いのかという連絡なのかと思いきや、「大家さんが点検業者の説明に納得していないようなので、もう一度点検に伺いたいのです」という話でした
どうやら我が家のエアコンにとどめを刺したエアコン点検業者さんの説明は、大家さんの納得を得られなかったようです
あの野郎、しくじったな…
「エアコンが10年でバラバラになって壊れました」なんて説明は普通の人は信じないのかもしれません
今度はエアコンの製造メーカーのダイキン工業のサービスの方がやって来ました
あの、うるるとさららの会社ですね
ダイキンのサービスの方によると、内部のローラー(エアコンの風を送り出す部品)の交換で直るとの事でした
やりました大家さん、経費の大幅節減を達成しました
私達はちょっと残念だったのですが、札幌は過去に例が無いほどの猛烈な暑さの日が続いていました
エアコンがまともに動いてくれるのなら何でも良いというのが正直な気持ちでした
返事がない
ところがこの後、何の連絡も無いまま5日間が経過しました
一体、我が家のエアコンはいつ直してくれるのか、管理会社に連絡してみたところ、「いつ直せるかわからない「」という衝撃の答えが返って来ました
熱さと驚きで頭がクラクラします
部品の取り寄せに少なくとも数か月かかるという話でした
そんなバカな…
こっちはエアコンが付いている部屋だから契約したのに、肝心のエアコンが壊れている部屋なら住む意味が無いじゃないか
という事を、なるべく穏便に管理会社に伝えました
常口アトムの説明によると、大家さんにはエアコンを今すぐ新品に交換するように強く申し入れているそうなのですが、大家さんがエアコンの交換に納得していないそうなのです
数か月待って部品の交換で済むならそれで良いじゃないかという事のようです
気持ちはわからないではありません
しかし、こちらには赤ちゃんがいるのです
毎日室温が30℃を超える部屋に何日も置いておくわけにはいきません
渋る管理会社を何とか説得して、もう一度大家さんと交渉してもらう事にしました
もし、交渉が決裂したら
このまま交渉が上手く進んで、すぐにでもエアコンを新品に交換してもらえるのならそれで良いのですが、もし交渉が決裂した場合はどうすれば良いのか
私はこの時、エアコンを新品に交換してもらえる可能性は50%位だと思いました
もし、エアコンを交換してもらえない場合、私は次の対応策を考えました
①家賃の減額を要求
エアコンが使えないのだから契約と違う
よってエアコンが故障している期間の家賃を月2万円減額する事(総額6~10万円を想定)
②退去する
大家さんの契約不履行を理由に即退去する
入居にあたって支払ったハウスクリーニング料と初回保証料の返金を要求
さらに引っ越し費用を請求する
かなりハードな交渉ですが、これくらい要求しないと相手にインパクトが無いと考えました
まずは①を要求し、エアコンの交換を再度促します
もし①が断られれば②を要求するつもりでした
②も断られるのであれば裁判所に調停を申し立てるというシナリオを考えていました
これを読まれた皆さんは、「何もそこまでしなくても」とお思いかもしれません
しかし、観測史上最長の熱さが続く日々に、私たちの我慢が限界に達しようとしていました
まだ1人なら我慢できるのですが、赤ちゃんがいるとそんな簡単に妥協する訳にはいきません
暑さのあまり、休日にかなりイライラしてしまった日があるのですが、この暑さを毎日我慢してくれている奥さんと子供には本当に頭が下がる思いでした
そんなこんなで、やる気満々で交渉するつもりだった私なのですが、意外にもあっさり結末を迎えました
エアコン、新品に交換
大家さんへ再度の交渉をお願いした3日後、管理会社から電話がかかってきました
大家さんからの回答は、エアコンを新品に交換するという事でした
3日後に電話がかかってきたところをみると、この間に大家さんの説得をかなり頑張ってくれていたみたいです
ありがとう管理会社
これで我が家に平和が訪れます
頑張って交渉した甲斐がありました
まとめ
賃貸に住んでいる人によくありがちなのですが、大家さんと管理会社の言いなりになってしまう人がいます
おそらく私の住んでいる部屋の以前の住人もそのようなタイプだったのでしょう
私が住み始めた時に、家の中の設備で不具合のあるものが多数ありました
家の設備が壊れても一切申し出ることなく、我慢しながら住んでいたのだと思います
申し出れば余計なお金でも請求されると思ったのでしょうか
家の設備は大家さんの持ち物なので、大家さんに修理する義務があります
家を借りている人に過失が無いのであれば、修理費を払う必要はありません
私は家の設備に不具合があれば遠慮なくどんどん申し出ています
家の維持管理は家を借りている人の義務だからです
賃貸物件に住んでいるとエアコンの修理や交換と言った余計な出費が発生しない事と、すぐに直してもらえるのが良い所ですね
大家さんも商売で部屋を貸している訳ですから、財布の紐がきつくなるのは当然ですね
でも今回は粘って粘って交渉してエアコンを交換してもらえました
もしエアコン交換に応じてくれなかった場合の対応策も考えてはいたのですが、どうしても大家さんとケンカ別れのようになってしまうので、できればやりたくない方法でした
しかも最終的に引っ越しする事になったとしても、今住んでいる部屋以上の条件の物件を探すのはなかなか難しいと思いました
文章で書くとあっという間ですが、実はエアコンが壊れている事が判明してから新品に取り換えてもらうまでに半月が経過していました
結局7月の1番暑かった日はほとんどエアコン無しで過ごす事になってしまったのですが、8月の暑い日の最後の数日だけ新品のエアコンが役に立ってくれました
暑い中、毎日工夫をしながら熱さをやり過ごしてくれた奥さんと子供には本当に感謝です
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