賃貸物件のぼったくりLPガス料金は今すぐ下げられる

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現在あなたが住んでいるお部屋にはLPガスが使われているでしょうか

もしそうなら、一度価格が適正か確認してみる事をおすすめします

賃貸物件ではLPガスが多く使われています

例えその場所が都市ガスエリアだったとしてもです

なぜ、LPガスはこのように賃貸物件で人気なのでしょうか

それは物件のオーナーに大きなメリットがあるからです

では、その大きなメリットは誰がもたらすのでしょうか

LPガス会社ではありません

全て入居者のお財布からです

今日は賃貸物件でLPガスを選んではいけない理由と、すでに住んでしまった場合の料金の交渉方法について解説します

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なぜ賃貸物件でLPガスが使われるのか

賃貸物件の多くがLPガスを使用しています

LPガスは建築の際の初期費用が抑えらる事と、ガスコンロやボイラーなどの設備をLPガスの販売業者が無償提供してくれるので、物件のオーナーには特に旨味があるのです

しかし、LPガスの販売業者がボランティアでそうしているのかというとそうではありません

LPガス業者が大家さんに貢いだガス設備は数倍になって入居者に請求されます

場合によっては1世帯当たりいくらとオーナーにお金がバックされる事もあるようです

しかも、それは入居者には気づかれないように行われています

以前住んでいた家では1㎥1,080円のガス料金を650円まで値下げさせる事に成功しました

つまり、それでもガス業者は儲かっているのです

皆さんの家がLPガスなら、ぜひガス料金の明細をチェックしてみて下さい

㎥単価700以上なら値下げ交渉の余地が十分あります


料金をチェックしてみましょう

北海道は特にLPガスが高いエリアなので、本州だとさらに安くなる可能性が高いです

このようにLPガスは地域によって料金が違うので、適正な価格はプロパンガス料金消費者協会というサイトで確認してみましょう

高いガス代を約30%安くする | プロパンガス料金消費者協会
高いガス代にお困りの方を一般社団法人プロパンガス料金消費者協会は無料でお手伝い。料金保証の付いた優良ガス会社のご紹介や、料金に関する無料相談などを行っております。お宅のガス代が高いかどうか、今すぐ料金診断しましょう。

価格の交渉をしてみましょう

価格の交渉は難航するかもしれません

なぜなら、大家さんとLPガス業者には我が家のプロパンガス料金を下げる事に何のメリットも無いからです

以下に対応策の流れをまとめます

  1. 管理会社に連絡
  2. LPガス会社と価格交渉
  3. 近隣住人に告知
  4. 大家さんと団体交渉
  5. 裁判所で調停
  6. 裁判所で裁判

いきなり恐ろしいワードが並びましたね

さすがに6は交渉時のカードとして保有はしますが、実際には使いません

割に合わないからです

しかし、本気は見せておかないと相手になめられます

管理会社に連絡

まずは管理会社にLPガス料金が適正価格を上回っていると訴えましょう

その際にその地域のLPガスの平均相場を調べておきましょう

賃貸と戸建で別々の料金が出るかもしれませんが、戸建で構いません

賃貸で料金が高くなる理由などあるわけがないのですから

LPガス会社と価格交渉

恐らく、管理会社はLPガス業者と直接交渉してくださいと言うはずです

彼らは面倒事が嫌いだからです

LPガス業者は色々な理由を並べ立てて価格を正当化すると思いますが、地域のLPガスの相場を話して納得の行く理由を説明させましょう

恐らく出来ないと思います

ちなみに、想定される問答集はこちらです

LPガス料金には設備の代金も含まれている…それは大家さんの物なので、大家さんに請求してください

ずっとその料金でやらせてもらっている…それは説明になっていない

LPガスの仕入れ価格が上がっている…つまり、LPガスの仕入れ相場に合わせて価格を変動させているという事ですね?それでは、過去の請求額を一覧にして下さい。LPガスの仕入れ相場と比較しますから

LPガスの相場は日本LPガス協会の統計資料で確認できます

これは私のやり取りです

ちなみに、追い詰められた彼らはある行動に出ました

それは無視するという事です

それ以来、私に何の連絡も来なくなりました

そこで私は管理会社に「あなたに言われてLPガス業者に連絡したが、無視されている。一体どうなっているでしょう」と連絡しました

遠回しに「あなたにも責任がありますよね」と言ったわけです

私の場合、この時点でLPガス業者から値下げの通知が来ました

しかし、そう上手く行くとは限りません

次の手段をご紹介します

近隣住人に告知

必要以上に高い料金を請求するLPガス業者を変更するよう、住民を巻き込んで大家さんに団体交渉をしましょう

手紙や訪問によって住人に現在の価格がいかに不当か訴えるのです

ちなみに、ほとんどの住人が自分のガス料金が適正かなど気にした事の無い人たちなので、何人かは管理会社やLPガス会社に直接連絡してくれるはずです

こうして、管理会社や大家さん、LPガス会社に圧力をかけましょう

署名を集めるのも良いと思います

大家さんと団体交渉

機運が高まったら大家さんとの団体交渉を要求します

断られるかもしれませんが、それで良いのです

裁判所で調停

断られた場合は司法の出番です

裁判所に調停を申し立てましょう

裁判所と言うと「何を大げさな」と思うかもしれませんが、調停の場合は数千円でできます

しかも、弁護士等は必要ありません

調停が開始されるにあたり、大家さん宛てに裁判所から内容証明郵便が届きます

恐らく彼らはびっくりして慌てることでしょう

目的はこれにあります

ここで、交渉にのってくれる可能性が高まります

わざわざ、裁判所なんて行きたくないですからね

ただし、本当に調停になる場合もあります

その場合はしっかりと自分の主張を訴えましょう

裁判所で裁判

裁判にはお金がかかり過ぎるので、割に合わないかもしれません

これはポーズだけ見せておくのが良いでしょう


引っ越し

とはいえ、ガス料金をめぐる戦いは容易ではありません

もし、全てのステージで敗北してしまうようなら、引っ越しをするのも一つの手です

彼らは入居者に出て行かれるのを嫌がります

それだけ余計なコストがかかるからです

引っ越しも一つの切り札です


まとめ

LPガス価格は小売り業者が自由に決められる事になっています

簡単な通知をすればいつでも料金が変更できるので、あなたの家も知らないうちに料金が高くなっている可能性があります

特に賃貸物件は知らないうちに信じられないほど高い価格にされている場合が多いので気を付けましょう

価格交渉にはこちらの本が役に立ちます

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ぜひ参考にしてみて下さいね

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この記事を書いた人

家族と過ごす自由な時間を手に入れるため、45歳までにサイドFIREを目指している副業サラリーマン。
ブログと物販を中心に1年で月収10万円を達成。
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